【部下が動かない!】うまくいく部下の指示の出し方7選

部下の育成

部下との行き違いなどがあった時、「さっき言っただろう!」と部下を叱っていませんか。

仕事の指示を出す時に、理解できない部下に対して、
「なんでこんなことも理解できないんだろう」と思っていませんか。

筆者も部下を持つようになった当時は、そう思っていました。

しかし、これはすべて自分の指示が悪かったのです。

伝えたつもりになっているだけで、部下が本当に理解できているかはわかりませんよね。

筆者も10年間部下育成に取り組んできましたが、本当の意味で理解したのは最近になってからです。

本記事から指示の出し方を学んで頂き、部下から信頼を勝ち取って頂ければ幸いです。

伝える前に整理をする

指示が複雑になる場合は、一旦紙に書き出して整理してから伝えるようにしましょう。

どんな順番で説明するのか等を、事前に考えてから説明するようにしましょう。

5W1Hで伝える

伝える時に5W1Hがちゃんと入っているかをチェックしましょう。

先の予定などは口頭だけでは、お互いに忘れてします場合があります。

後に言った、言わないの話になる可能性がありますので、メールなどの文章に残しておくといいです。

いつ:明日に
どこで:本社2階会議室で
だれが:チームメンバー全員と
なにを:来年度の予算について打合せ予定
なぜ:来年度の予算に重要な設備購入検討をするため
どのように:チームメンバーに何が必要なのかを洗い出して頂き、優先度の高い設備を購入検討する予定

部下の表情や反応を見る

相手の表情を見て、理解しているかを判断しましょう。

言葉では分かりましたと言っても、なんか歯切れが悪い。

言いにくそうな態度。

上司から「大丈夫?理解できた?」と一声掛けるようにしましょう。

また部下に指示を「復唱」してもらうなど、指示したことが確実に伝わっているかを確認する。

後で手戻りもなくなり、お互いに言った、言わないの問題も事前になくしておきましょう。

仕事の背景・目的を説明する

仕事のレベルに合わせて、背景にある理由等を説明しておきましょう。

そうすれば何が必要なのかを理解して、自分で考えれるようになります。

上司は、なぜこの仕事が今必要なのかを理解しているはずです。

また指示を出された方は、少ない情報の中で、同じ理解ができていない場合もあります。

「俺の言った通りにすればいいんだ」といった指示の出し方では、メンバーは自分で考えることをやめてしまい、成長できなくなります。

自主的に考えてもらうには、仕事の目的、背景を必ず伝えるようにしましょう。

指示は1つに限定する

複数の指示を一度にすると理解できなくなります。

部下が理解しやすいように、一つずつ指示を出すようにしましょう。

相手によって伝え方、表現を変えてみる

同じ説明をしても、理解できない部下はいませんか。

それでも「何で理解できないんだ」と叱ることは絶対にせず、伝え方を変えましょう。

何が理解できないのかを聞いた上で、ホワイトボードに書きながら場合によっては、図で表現する等の工夫をすると理解しやすくなります。

数字で伝える

あいまいな指示をすると、行き違いが発生してやり直しなどの工数が発生してしまいます。

そうならないように数字で表現することで、行き違いも減らすことができます。

例↓

明日はいつもより早く出発します。」
→「明日はいつもより10分早く出発します。」
「今日の会議は、出席者が増えたので、多めにコピーしておいてください。」
→「今日の会議は、出席者が増えたので、20部多めにコピーしておいてください。」

まとめ

いかがだったでしょうか。

少し指示の出し方を工夫するだけで、部下の理解度は変わります。

結果、部下とのコミュニケーション改善にもつながりますし、手戻りもなくなれば仕事の生産性UPにも繋がります。

一つでも多く取り入れて頂ければ、幸いです。

 

 

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
悩みながらも、実践して効果があったものをご紹介させて頂きます。
一人でも多くの管理職の悩みを解決できれることを願っています。

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