言いたいことがいえない。
誰かに何を言われても我慢をしている。
他人と比較して落ち込む。
会社で上司から叱られて落ち込む。
会社でのモヤモヤが頭の中から離れない状態で、休みの日はずっと寝て過ごしている。
こんなはずじゃなかった。このまま自分はどうなるんだろう?
「何をいわれても動じない心があれば・・・」と思うことはないでしょうか。
過去の自分がまさしくそうでした。
そこから会社の仲間に相談したり、読書をしたり、セミナーに参加したりして少しずつ考え方を変えていきました。
そのおかげで今では、少々のことでは落ち込まなくなりました。
この記事を読んで、同じ悩みを抱えている人の心が、少しでも軽くなって頂ければ幸いです。
人はネガティブな生き物
まず大前提として、ネガティブな生き物です。
「落ち込む」ことは自然なことなのです。
もともと「ネガティブ」な生き物ということを、まずは理解しておくことが大切です。
自分の状態を常に観察して、そこから何をすれば立ち直るのかを知って実行するだけです。
何も悩む必要はありません。
ちょっとドライな考え方ですが、とにかく落ち込んだ時のダメージを少なくすればよいのです。
落ち込んだ時は、「またこの状態がきたな。いつものこれをやって回復するか」
と開き直ってみる。
この考え方は非常に重要です。
とにかく捉え方をドライにして、傷をできるだけ浅くする。
そうすれば、立ち直れない状態まではなりません。
毎日自分を褒める
毎日自分を褒めることで、自己嫌悪から抜け出すことができます。
自分に自信がつきますので、仕事でもプライベートでも成果が出やすくなります。
自信がない状態だとブレーキを踏んで進んでいくような状態なので、成果が出ません。
毎日寝る前などに、今日起こった出来事の中で無理やりでもいいので、自分を褒めることを探して習慣化していきましょう。
自分で自分をたくさん褒めて、自信を取り戻す。
これを一か月ぐらいやってみると、心の状態がかなりポジティブになっていることに気づくと思います。
同じ言葉を聞いているのに、なぜか以前みたいにネガティブになっていない。
こうなればこっちのものです。
自分の心が上向きになったら、今度は周りの人を褒めてあげましょう。
他人を褒めることで、自分もポジティブになれます。
その相乗効果で、職場全体が変わっていきますので、ぜひトライしてみてください。
称賛の声に傾ける
これは上記と似ていますが、褒められた過去を探すことです。
仕事をしていると批判の声を聞くこともあると思いますが、批判ばかり聞いていると心が病んできます。
そこで称賛の声に耳を傾けるようにして、動じない心を身に着けましょう。
称賛されたことが最近ないのであれば、過去の経験から探してみる。
どこまでさかのぼってもかまいません。
子供のころの家族の事、部活動での出来事、授業等を思い出してください。
必ず何かあるはずです。
私は、子供のことからの歴史を紙に書き出しました。
何歳の時に何をしたのか、何でほめられたのか。
小学校の野球でファインプレーしたこと、成績でほめられた。
もっと小さなことでもいいです。
近所のおばさん、おじさんにあいさつをしたらほめられた。
学校の先生にそうじをまじめにしていることを褒められた。
どんな些細なことでも大丈夫なので、とにかくすべて書き出す。
書き出した内容をみて、「こんなに褒められたことがあるんだ」と素直な気持ちを感じてください。
今の自分も過去と同じ自分です。必ずできます。
自信を取り戻せるまで、何度も見直しましょう。
批判してくる人に感謝する
批判してくる人に対しては、感謝の心を持つ。
最初はなかなか「そんなの無理だわ」と思われるかもしれませんが、批判してくる人こそ自分を成長してくれる人だと思いましょう。
その心があれば、相手が何を言ってきても無敵です。
相手の言葉に反論しようと思うと、ストレスが溜まります。
批判を受けた時に、「その意見は違う」、「そんなこと分かっている」と思う時があると思います。
その解釈を変える。
同じ言葉を聞いても、うけとり方を変えると全く違う世界が見えます。
自分を批判してくる敵との意識から、自己成長してくれる仲間だと思うことが大切です。
また解釈が変わってくると、この人は自分のためにアドバイスをしてくれる優しい人なんだと思えるようになります。
感情的にならない
どんな時でも感情的にならない。
感情的になると、かえって自分を追い詰めることになります。
感情的になった時の言葉は、否定的な言葉が多いです。
そんな言葉を自分自身も聞いていますので、一層感情的になりやすくなりますし、ずっと嫌な気持ちを引きずる可能性もあります。
さらに周りの人も、あの人は感情的になる人だと避けられるようになれば、仕事がやり難くなります。
感情的になりそうな時は深呼吸などして、ひと呼吸置いてから話をするようにしましょう。
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