【20年勤務上司だから言える】退職時引きとめられた時の対処方法3選

転職のミソ

こんにちは、10年間部下育成をしている「わっち」です。

 

退職の時に上司や同僚に何を言っていいのかわからない

上司にこっぴどく叱られるかな。

いろんな不安を抱えていると思います。

 

自分は、退職していく部下を引き止めた経験がなんどもあります。

ここでは、上司の立場から転職する時の引き止められた時の対応方法をご紹介させて頂きます。

転職しようと思っている人の少しでも手助けになれればと思います。

 

ずばり、何が必要なのかというと

以下3つです。

・MAXレベルの強いマインド
・鮮明なイメージトレーニング
・上司の言葉を予測して答えを用意しておく

まず、途中読み進めていく中で、「そこまでやるか」と思うと思います。

やらないから、不安に襲われたり、上司に対応できなかったりします。

 

考えてほしいのが上司にも立場というものがあります。

いきなり退職の申し出をされて、「はい、そうですか」とはいえません。

上司が課長であれば、部長に「なぜ退職を認めたんだ」

と詰め寄られるのを当然意識します。

 

また経験値から、上司のほうが一枚も二枚も上手です。

あなたは初めてのことかもしれないが、上司は過去に何度も経験してきた修羅場。

 

 上司は、 戦い方を熟知した百戦錬磨のモンスターです。

叱る

この事を理解しておきましょう。

それではいきます。

MAXレベルの強いマインド

誰に何と言われても、最後は転職するという強い決意がどれくらいあるかが問われます。

なぜなら、転職をすると言い出すと誘惑があるからです。

給料を少し上げてやる。
昇進させてやる。
情に訴えかけられる。

冷静に対処できるかは、強い決意によります。

そんなことにも、動揺しないことが必要です。

事前に決意レベルを最高にもってきておく。

 

まず、何があっても転職すると決意する。

心の中で決意しても、MAXレベルに決意できません。

 

それは、人間は弱い生き物だからです。

昨日ダイエットするとあれだけ決めたのに、明日からでいいやとなります。

これを防ぐためには、紙に何度も宣言したことを書く。

私〇〇(名前)は、
上司の〇〇部長に感情的な言葉を投げかけられても、動揺することなく、冷静にお断りする。
私〇〇は、
上司の〇〇にどんないい条件を提示されても、動揺することなく、冷静にお断りする。

書くという行為は、あなたの意思を強くします。

また退職願いを何度も書くのもおススメです。

退職願いは、決意表明みたいなものです。

少なくても、3通は書きましょう。

一通は、常に胸ポケットに入れておく。

これがあるだけで、気持ちが変わってきます。

鮮明なイメージトレーニング

まずは、以下を決めます。

決戦の日を決めます。

場所を決めます。

 

次にどんな言葉をかけているのか。

どんな言葉が返ってきているのか。

完全に周りの風景がイメージできるぐらい、何度もする。

椅子に座った感覚、匂い、目線、上司の表情など。

今現在、上司と話をしている感覚になるまでやる。

あくまで、こちらが指導権をにぎるという意気込みでいきます。

上司の言葉を予測して答えを用意しておく

二つ目でイメージした時に出てきた、上司の言葉をひろっていきます。

相手がどんな言葉を掛けてくるのかを、あらかじめ予測する。

 

給料を上げてくるパターン

・昇給をしてやるぞ
・ボーナスを大幅に引き上げてもいいぞ
・課長のポジションに昇進させてもいいぞ

 

恩を売ってくるパターン

・「俺がいままでどんなに世話をしてやったと思っているんだ。」
・「会社はどれだけお前に投資したと思っているんだ」

 

退職を引き延ばすパターン

・今の状態を一番よく分かっているだろ?
・こんな状況でやめると言うのか
・せめて後任が決まるまで待ってくれ
・人を採用するまで待ってくれ

 

上記の予測したことに対して、答えを用意しておく。

基本的には、以下3つで対応します。

感謝:ありがとうございます。
謝罪:申し訳ございません。
決意:どうしても自分の人生を貫きたい。

例1

とにかく、「感謝」「謝罪」で答える。

会社はどれだけお前に投資したと思っているんだ。

申し訳ございません。

退職することでご迷惑をおかけすることは、重々承知しています。

今までお世話になり、本当に感謝しています。

〇〇部長をはじめ会社の皆さんには、心から感謝しています。

感謝しても感謝しきれません。

本当にありがとうございます。

 

例2

「絶対にダメだ。退職なんて認めるわけにはいかない!」

と、言われたら「決意」で応戦する。

自分の人生を見直してみました。
将来次の会社で、〇〇分野の仕事で成果を出すことが社会にもっとも貢献できることだと自負しております。
この商品を届けた時のお客様の笑顔が思い浮かびました。
これだと思ったんです。
どうか、人生一度きりです。
チャレンジさせてください。

 

この3つのパターンが使えない上司だとわかっている場合は、家族病気ネタで情を引き出す。

 

父が病気で介護が必要になりました。
現在は、地元で母親が面倒をみていますが、
母親も高齢で体力的にもしんどそうなんです。
今後も〇〇部長のもとで、仕事をやっていきたいのが山々でしたが残念です。

上司なら、うそかもしれないと思っていても、面と向かってうそだろとは言えません。

本当ならとんでもないことになりますよね。

 

うそが嫌なら、堂々と正面から勝負です。

うそをついてもよければ、家族ネタで勝負です。

自分の良心と円満退社になるためには、どちらかを考えて選びましょう。

 

いかがでしょうか。

なぜ、そこまでするのか?と

思っている人もいるかもしれません。

理由は、何があっても自分に行動させるためです。

 

強い決意が、次の転職でもいかせます。

逆に気持ちが揺らぐと、現状の会社に残ることを選んでも、転職しても良い結果は得られません。

 

何度もいいますが、何をするにしても、最後は強い決意が自分の行動を突き動かします。

ご健闘をお祈りします。

既卒・第二新卒の方を内定まで徹底無料サポート
書類通過率87%以上。面接対策無料【ウズキャリ第二新卒】
転職のミソ
わっちをフォローする
わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
悩みながらも、実践して効果があったものをご紹介させて頂きます。
一人でも多くの管理職の悩みを解決できれることを願っています。

わっちをフォローする
サラリーマンブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました