転職すると決めても、いろんなハードルがあります。
会社の同僚、上司、妻。
案外、会社は問題なくても、妻が一番のハードルだという人は多いです。
筆者も同じでした。
・何を伝えたらいいのか
・どんな言葉が返ってくるのか不安
いろんなことを思うと、なかなか言い出せない状況が続きます。
でも、大丈夫です。
この記事では、妻を説得した私の経験をもとに、なかなか言い出せない人のメンタルブロックを解いていきます。
少しでも参考にして頂ければ幸いです。
結論は、妻が何を不安に思うのかを先に考えて、答えを用意しておく。
これだけです。
あとは、妻がどういう反応しようが、それは妻の問題です。
そんなことを言っても、反応が怖い。
当然ですよね。
でも、妻の反応はコントロールできません。
それは妻の問題なんだと割り切る。
コントロールできるのは、自分の行動だけです。
この考え方は、アドラー心理学の入門書「嫌われる勇気」という本にあった課題の分離という考え方です。
自分ができることをすべてやっているのであれば、問題ないです。
くれぐれも「現状へ逃げ込むな」
そして「現状から逃げ出すな」
といいたい。
最後は自分の人生、妻の人生ではありません。
働いているのは、あなた自身です。
会社にいる時間、妻のためだと我慢して働いているのであれば、自分を大切にしていない。
自分を大切にしてこそ、妻を大切にできる。
また妻に反対されて、やめるぐらいなら転職先でもうまくいきません。
転職先では、何もかもが初めてです。
人間関係から作らないといけません。
信頼関係、仕事の成果だけではありません。
これらを突破するには、かなりのエネルギーが必要です。
自分の妻を説得できないぐらいで転職をやめるぐらいなら、この先厳しいです。
強制的に転職するぐらいの勢いがないとダメ。
ここで、自分に問いただしてほしいです。
「将来、俺の人生、妻のせいで犠牲になった」 というつもりか。
このまま、今のモヤモヤした気持ちで、人生を歩んでいくのか。
しっかり、自分の気持ちを整理する。
それでも、転職に対してスッキリしない気持ちなら、今の会社で頑張る。
妻からしても、覚悟をもって言っているか、そうではないかはすぐにわかります。
気持ちをしっかりもって、妻に話をしましょう。
ここからは、妻の不安を事前に察知して答えを考えていきましょう。
最初にやるべきことをやったら、後は妻の問題だといいましたが、ここでは妻との共同作業だという認識をもってもらいます。
・収入が減ることへの心配
やりたいことへの思い。
将来へのありたい姿を伝える。
一時的には、収入が減るが、一緒にがんばってほしいと伝える。
・妻との時間減少の心配
残業がどれぐらいかは把握しておく。
最初は、会社での信頼を得るために、半年は仕事に集中したい。
残業が増えるかもしれないが、がんばってくれと頼む。
妻も一緒にがんばってもらう姿勢をみせるのが大切です。
・住居移転の心配
現在の住居で大丈夫なのか。
将来は転勤する可能性がないのかを伝える。
・転職先企業の安定性が心配
できれば、数字で伝える。
会社の規模、従業員数、業績などを現在の会社との比較した場合
・転職先に連れていく
話だけ聞いてもどんな場所で、どんな建物なのかもわかりません。
案外、転職先に連れていくと安心するものです。
最後にもう一度言わせてください。
働いているのは、妻でもなければあなた自身です。
もし会社にいる時間、いやな思いをしながら、働いているのであれば、自分を大切にしてください。
自分を大切にしてこそ、妻を大切にできます。
ご健闘をお祈りします。
コメント