気づいたら、先輩、上司になっていてどのように育てればよいかが分からない人も多いと思います。
私も部下を持つようになったのはいいが、自分の仕事をこなすことはできても、部下をどのように育てていいのかは分からない状態でした。
自分から見てうまくいっている上司の方々を見て、参考にしてきた結果、徐々にですがチームとして成果も上がってきたように思います。
これからの育成に取り入れて頂ければ幸いです。
不安を取り除く
新人教育で不安なこと
1.職場で仲良くできるのか
2.仕事が問題なくできるのか
3.自分のやりたいことができるのか
ベテラン社員をつけると、戦闘力が下がってしまいます。
入社数年以内の先輩を付けて、自動的にいつまでにこのレベルまではなると目標をきめると、目指すものがあるため、働く意欲も出てきます。
上司は、進捗を週に一回3人で確認をする
良く頑張っていると必ず褒めましょう。
【いつも笑顔で接する】
仕事が楽しいと思われるように、笑顔で対応しましょう。
笑顔で接することで、部下、後輩にとっては、仕事場の雰囲気にも慣れやすく、質問もしやすくなるため、仕事の覚えも早くなります。
また、自分が扱われたように、周りの人を扱うようになります。
めんどくさそう態度、機嫌が悪そうな態度だと、新人が、逆に先輩になった時に同じ対応をするようになり、負の連鎖を招き、会社にとっても不利益となります。
必ず、意識して笑顔で接するようにしましょう。
【教育を途中でやめない】
最初の数日で、後は「ほったらかし」の場合や、ろくに教えずに「見て覚えてください」などの教育の仕方はやめましょう。
そうすると、十分な知識がないまま、現場に立つので、失敗を招き、自信の喪失や、最後は客先の信用を失うことになります。
また、自分が先輩になった時も、後輩を教えることをしなくなる可能性もあります。
社会人になった新人であれば、「期待を胸に含まらせて入社したのに、こんなはずではなかった」と希望を失うことになるでしょう。
今後の成長を著しく阻害することになりかねません。
やみくもに教えるのではなく、必ず教育計画を作り、新人にこの期間にこれだけの事を教えるからと、事前に説明をしておきましょう。
【会社の理念、社是、ミッションを教える】
自分たちの組織は、社会に何を提供しているのか、自分たちの存在意義を教えてください。
額に飾っているだけで、社員に浸透していない場合は、部署、チームとしての小さい枠でもいいので、仕事の意味を考えて伝えるようにしましょう。
それをすることで、仕事の価値観を一致させることができます。
【意識的に声をかける】
客先の電話対応がよかったり、資料のこの部分がよくできている、いつも朝そうじをしてくれる等、小さなことでも見つけらたら、積極的に声を掛けましょう。
いつも見てくれていると感じてくれれば、先輩に対しての信頼も厚くなります。
【良い雰囲気を作る】
以上のことを意識的に取り入れて、後輩が相談しやすい雰囲気を作りましょう。
退職する人の理由として、人間関係が一番の理由だと言われています。
先輩、上司とのコミュニケーションがうまくいっていると働きやすい職場だと思われますし、仕事への意欲も自然に湧き出てくるでしょう。
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