頭の中で居座り続ける「悩み」を排除する方法

落ち込んでいるマインドセット

新人時代にたびたび上司に怒られて、毎日がずっとゆううつでした。

土、日の休みも、土曜日は仕事のことを忘れてオモイッキリ遊べるのですが、日曜日の夕方になると明日からの仕事のことが思い出されて、急に元気がなくなる。

一緒にいた友人からは、「お前どうしたん?、元気ないなー、何かあったん?」と言われる始末。

悩みは一旦頭の中で考え出すと、しつこく居座り続けます。

そんな状態だと普段生活する上で、毎日をゆううつに過ごすことになりますよね。

なんとかしないと、このままでは自分の大切な人まで失うような気がしたんです。

そんな日々を過ごしている中で、仕事でコンサルの先生を招いて困りごとを相談する会合があったんです。

その夜、先生とホテルが一緒で、食事をする機会に恵まれたんですが、その時に先生に相談したんです。

先生は日々の忙しい中でストレスもあると思うのですが、対処方法とかはおわりなんですか。

まず、ストレスはたまるのではなく、その人がためているだけだからね。

それは、どういう意味ですか?

事実のとらえ方をネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかの違いですよ。

ストレスをためている人は、ネガティブなとらえ方をするクセがあります。

それをポジティブなとらえ方にするだけで、ストレスはたまりにくくなりますよ。

ある程度の訓練が必要ですが、仕事をしていく上では必須のスキルですね。

ありがとうございます。

大変参考になりました。

自分も少し考えてみます。

暫くしてある日、ふらっと立ち寄った本屋でいろんなタイトルの本を見たんです。

そこで、ヒントになりそうな本がたくさんあることに気づきました。

それからいろんな本を読んでは、自分にしっくりくる方法を試していった結果、日々の気持ちが少しづつ変わっていくのが分かりました。

その時に、この方法を同じ悩みをかかえている人に伝えていこうと思ったんです。

まず、悩みのとらえ方を変える必要があります。

・問題がきたら喜ぶ
・この問題をクリアすれば、次のステージに上がるチャンスだととらえる
・自分が解決できる問題しかこないと考える
・苦しいことは、必ず終わりがくる

問題に対して、できることをすべて書き出して実行する。

それでも解決しない場合は、他のことをひたすら頑張ってみる。

その悩みのことをずっと考えるのではなく、とにかく他にできることをすべてやってみる。

簡単なことからでもいいのです。

・朝のあいさつを元気よくする
・仕事仲間に親切にする
・部屋のそうじをする
・買い物をする時、店員にありがとうと言う
・とにかくプラスのことばを使う
・読書をする

スキマ時間でも本を読むのが苦手の人は、本の要約サービスもあります。
音声で聞くこともできますので、電車通勤の方もおススメです。

・運動をする
・両親に連絡を取ってみる
・疎遠になっていた友人に連絡をとってみる

なぜ、悩み以外のことをすればいいのか。
それは、不思議に問題が解決する場合が多々あるからです。
それは、過去に自分のこんな経験があるんです。

会社で私の同僚にパワハラをしている上司がいました。

その同僚は毎日、いやなことを言われ続けて涙を流していました。

それからしばらくたってから、私と決めたんです。

とにかくやるべきことをやってみる。

あいさつを元気よくしてみる。

回りの人に明るく笑顔で話してみる。

自分で解決できなくても、自然と周りが解決してくれます。

あせる必要はありません。

その時がくるまで、自分にできることをフォーカスするのです。

とにかく淡々と行動する。悩むことをやめてみる。

 

それから暫くすると、自然とその人がいなくなりました。

海外転勤が決まったのです。

やっぱり、こういうことかと改めて思いました。

悩みがあると大抵のひとは暗くなり、他のこともおろそかになりがちです。

それを変えてみる。

苦しいことは、ずっとは続きません。必ず終わりが来ます。

その時まで、ひたすらできることを頑張ってみる。

 

また普段の普段の精神レベルを確認するといいです。

精神レベルが下がっている時は、いつもと違う光景が目に付きます。

私の経験で言うと、車を運転している時に、前の車からタバコのポイ捨てを見て、イライラする。

コンビニ店員のおつりの渡し方が、汚いものを触るように手渡してきた。

本当にイライラしている時にこういう場面に遭遇すると、怒りたくなります。

この時も、出来事に腹を立てるのではなく、自分のレベルが下がっていると解釈する。

自分のレベルを上げる時なんですよというサインなんです。

レベルが下がったままだと、嫌な出来事や人が寄ってきますので、まさに悪循環です。

そこから抜け出すには、プラスの言葉を使う、プラスの行動をひたすらやるだけです。

そうするとうまくいく場合が増えてくるので、自然と感謝できることも増えていきます。

 

それは感謝をしていると回りにもふるまいますので、自然と自分にもかえってきます。

返報性の法則ですが、自分がやっていることがすべて自分に返ってくるのです。

 

自分から見て、すごい人たちは問題を解決していってレベルを上げた人だと思うんです。

なので、どんどん問題を解決していけば、レベルが上がっていくんです。

今まで大きな問題だと思っていたことも、小さな問題に思えてすぐに解決できるようになります。

一度普段の自分の行動や感情を見直してみましょう。

 

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
悩みながらも、実践して効果があったものをご紹介させて頂きます。
一人でも多くの管理職の悩みを解決できれることを願っています。

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