自分が仕事、プライベートでいろんな悩みを抱えていて、毎日がすっきりしない日々を過ごしていた時期がありました。
あるビジネスセミナーに行った時に、隣の人と悩みをどう解決していくのかについて話をする場面があったんです。
その方は、とにかく紙に悩みを書いていると言っていました。
その紙を見ながら、まず自分は何で悩んでいるかを客観的に見ることが大切だと教えてくれて、それがきっかけで毎日日記を書き始めました。
この記事では、自分が10年間の日記を書いた実績から、どんな効果があったのかをご紹介させて頂きます。
自分を客観的に見れる
悩んでいる時も、なぜ悩んでいるかを自分自信が理解していない場合があります。
その時にも、自分の思いを日記に書くと自分が何で悩んでいるのかがはっきりします。
それは、自分自身を客観的にみれるようになるからです。
この意味をより理解して頂くために、過去にあった出来事を参考にご紹介させて頂きます。
ある新入社員と筆者のやり取りです。
新人:「この先、すごく不安なんです。」
筆者:「何が不安なんですか。」
新人:ちょっと間が空いてから、「うーん、うまくやっていけるか不安です。」
筆者:「特に何が不安に思っているんですか。」
新人:「うーん、特に何がということはないんですが、やったことがないことがたくさんあるので不安なんだと思います。」
筆者:「一旦紙に書き出してみるといいよ。
自分が何で不安に思っているのかが見えてくるよ。
例えば、人間関係がうまくいくのか不安、仕事が覚えれるか不安、生活面での不安。
不安と言ってもいろいろあるので、まずはその正体を見つけることが大切ですよね?」
思いを文章化することで、自分自信を客観的にみれるので、自分で理解できます。
その日の日記を見て、自分の状態や考えていることを見てみるといいですよ。
やりたいことが見つかる
毎日日記を付けていると、自分の思考のクセを読み取ることができます。
見返してみると、いつも同じような言葉がでてくることに気づきます。
その言葉がキーポイントになります。
その言葉が自分がやりたいことに繋がっている可能性がありますので、目標、夢を考える時に参考にして頂ければと思います。
ポジティブになれる
イライラすることがあって気持ちがもやもやしたり、人間関係のことで不安があったりして、気分がすっきりしない……。
そんな感情を日記に書けば、心の状態を改善する効果が期待できます。
日記に気になっていることを書き出してしまえば、頭はすっきりして気持ちは前向きになります。
行動することに意識が向くようになり、その後の自己成長につながります。
一旦たまった思考をリセットするイメージですね。
リセットした状態で一日を始めれるので、すがすがしい気分で一日が始めれます。
いい気分でいれば、自ずと周りの人にも親切になれますので、その親切にした分、自分にもその親切が返ってきます。
仕事も気分よく進めれるし、人間関係もよくなる。
この良い状態をぜひ手に入れてほしいと思っています。
コメント