【リーダ体験記】残業しない部下は悪くない。すべては上司が悪い?

リーダー体験記

社内でよく聞くグチ。

最近の部下はよくわからいねー。

定時になると、どんなことがあっても帰るんだから。

次の日に、きつく注意しないといけないなー。

部下のグチをいう前に、本当に自責で考えた時に上司のあなたは何も問題ないのか。

できることは、何ひとつないのか。

 

これは部下の悪口を言ってもしょうがないです。

前向きに考えてみましょう。

けして、一方的に怒ってはいけません。

 

対処方法としては、部下のことをもっと理解することです。

これは、自分の経験談でも確信しています。

 

一ケ月に一回のペースで、ONE ON ONEをしていますが、

仕事よりもプライベートの充実を重視する若手が多く見られるのも事実です。

でも、本人に話を聞く度に価値観がわかったんです。

 

 

下記は部下との一部始終の会話で

「帰宅して何をしてるの?」

YouTube 見ています。

「のん気でいいよなー、仕事しろよ」と一瞬思いましたが、ここはグッと我慢です。

 

何でそんなこと聞くんですか。

仕事以外のことを知らないので、どんなことをしているんかな?と思っただけだよ。

 

実は、お母さんが仕事で帰宅が遅いので、

おばあちゃんがご飯を作ってくれているんです。

 

いつも同じ時間に家に着くようにしないと、すごく帰りが気になるみたいなんです。

 

18時半には家に着いて、19時にご飯を家族と食べるのが日課なんです。

 

別々に食べると、洗い物が一緒にできないからダメって言われているので。

 

こちらの都合としては、別に残業はできないとかではないです。

事前に時間を家に連絡していれば、問題ないので。

 

 

そうなんだ、残業してもいいんだね?

 

残業は、予定に対して遅れているのであればしますよ。

現状は、細かなスケジュールがないですよね。

今はちゃんとスケジュール通りやっているので、問題ないと思っています。

 

良く理解できたわ。ありがとうね。

 

それから、スケジュール更新して、部下に説明をする。

 

予定通りやってくれたらいいと思います。

残業するしないっていうのは、任せるわ。

家の事情もあるだろうしね。

 

これで解決です。

仮に何であいつは残業しないんだー。

一方的に決めつけても、部下からの評価をさげるだけ。

部下の一人一人に面談する時間を定期的に設ることが大切です。

仕事とプライベートの時間の使い方や価値観を聞き出してみる。

そうすると、今の行動に納得がいく場合が多々あります。

 

ここでポイントですが、むかしの人は残業するひとがエライと思っている人もいます。

部下にも残業を押し付けてしまう傾向にあります。

 

考えてみると、残業するしないと言うよりは、スケジュール遵守してくれれば問題ないわけです。

仕事の処理能力が高いなと思ったら、スケジュールの納期設定をすこし縮めて見る。

 

突発に入ってきた仕事があれば、なぜその仕事をしないといけないのかを説明する。

ろくに説明していないのにグチを言ってはいけません。

それでも、文句を言うようなら、個別に話をしていきましょう。

 

ここで大切なことは 相手の価値観をうまく聞き出して、価値観に上司側が部下に合わせていく。

 

なんで上司の俺が部下に合わせないといけないのかと思う人もいます。

私が育った環境は、当然上司に合わせないといけない環境でした。

 

でも、昔のマネジメントを今の若い子にするとダメなんです。

全く一体感が生まれずにチームのとしての成果が上がらなくなる。

 

一体感を生むには、自分が部下に合わせていく。

そうすることで、自分の考え方にも共感を持ってくれる人が絶対に現れます。

結果的に上司が意見した時もすんなり理解してくれるようになります。

時間的の話をすると、やり始めてすぐにはうまくいかないかもしれません。

まずは、リーダー格の部下とじっくりと話をしてみましょう。

 

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
悩みながらも、実践して効果があったものをご紹介させて頂きます。
一人でも多くの管理職の悩みを解決できれることを願っています。

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