【20代必読】会社員20年選手が副業ではなく本業に力を注ぐ理由はなぜ?

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最近は副業ブームと言われていて、筆者の周りにもひそかに副業に力を入れている人がいます。

先が見えない世の中、副業に走ることは良く理解できます。

 

そんな中、本業をおろそかにする人が非常に多いのも事実。

筆者は40代ですが、本業をおろそかにするのは、もったいないなーと思います。

副業も、本業との相乗効果で成果を上げていけるようにする。

 

本業をおろそかにするということは、自分の成長機会を失っていると同じなんです。

・1か月を30日で720時間
・1日8時間睡眠
・3食にそれぞれ1時間
・通勤に往復1時間

半分200時間を「仕事」に使っているわけです。

仕事がつまらないというには、人生の半分がつまらない時間を過ごしていることになります。

 

時間の使い方で人生がきまります。

これは誰でも同じ。

 

自分のキャリアをどう積んでいくのか。

それは、目の前の仕事で成果を出し続けることしかないです。

 

仕事で成果を出して、会社の成長に貢献し続けることは、自分を殺して働くという意味じゃない。

成果を出し続けて、会社に必要とされる人材になることを意味しています。

 

成果を出すと当然新しいチャンスを獲得できます。

チャンスを通じて自分の価値を高めていく。

これこそが自分を成長させます。

 

逆をいうと、成果を出さないとチャンスがこなくなるということです。

結果的に、他の人よりも経験値が少なくなります。

 

仕事というのは自らのチャンスを作り出す。
チャンスによって自らを変えるということ。
仕事を通して自分自身をアップデートを続ける。
自分の市場価値をどんどん上げていく

この繰り返しです。

 

どんどんチャンスを活かして、市場価値を上げていくっていう考え方は,

今の人達には古い考えだと思われているようです。

 

会社員は失敗してもすぐにクビになりません。

収入が途絶えることはないので、どんどん新しいことにチャレンジしたら良いと思います。

 

収入に関しても自分の知識や経験を続けることで、結果的に収入の安定に繋がっていく。

 

なぜそう思うのかは、筆者の経験からきています。

 

ここからは、筆者の学生の時の体験記です。

18才の春、晴れて大学生になったし、バイトでもしようと思っていた。

車が好きだったのがきっかけで、先輩からガソリンスタンドバイトを紹介してもらいました。

まずは、一通りの仕事の説明を社員の方から受けました。

説明の中で、お客さんに会員カードを作るように指導をされたのですが、

積極的にお客様に声をかける人は誰もいませんでした。

正社員、バイトも決まった時間までいれば、お金が入ってくるから特にお客さんに営業かけなくても良かったんです。

特に周りの人からも指摘されることがなかったので、誰もやらない。

 

バイトを始めて2ヶ月ぐらいの時に、店長に直接聞いてみました。

 

ポイントカードはリピーターが増えるので、売上に直結する。

お客さんもポイントカード作れば、リッターあたり3円安くなる。

ポイントがたまれば、ガソリン代が割引されるというシステムなんです。

 

過去に正社員を含めて、ポイントカードを1日何件取ったことがあるかを聞いてみた。

最高で1日32件らしいです。

では、50件取ったら時給を上げてもらえますか?

とサラッと言ってみたんです。

笑いながら、

時給100円 UPしてもいいよ

って言ってくれました。

笑いながら言っていたので、どうせ無理だろうと思っていたと思います。

18才のバイト歴2か月の若造が、ムリと思いますよね。

 

でもそのちょっとバカにしている態度が、ヤル気に火を付けました。

必死で考えた。

 

どんな営業トークをすれば、お客さんがポイントカードを作ってくれるのか。

 

最初はゴリ押しで、「カードを作るとこんな特典が付いてきますよ。」

と無理矢理お客さんに押し付けていたんです。

何ヶ月たってもポイントカードは、1件も作ってもらえなかったです。

それはそうですよね。

明らかに押し売りだからです。

 

そこから本を読みあさり、営業トークを研究しました。

 

何気ない顔でいらっしゃいませポイントカードお持ちですか。

いや、持ってないです。

今日から1 L あたり3円お安くなります。

「よかったらこれ書いといてくださいね。」

 

と言ってサラッと申込書を渡す。

 

そこから断われても無理に勧誘することはやめて、必ずありがとうございます。と言うことにした。

徐々に顔も覚えてもらい、お客様からも声をかけられるようになった。

 

徐々に会員カード作ってくれる人が増えて、とうとう1日50件達成したんです。

 

店長に約束通り50件達成しましたよって報告すると、

笑いながら「凄いじゃないか。」

 

正直冗談でいったんだけどね。

まあ約束だから、100円あげるかー。

 

心の中でヤッターと叫びました。

 

暫くたつと、店長から呼び出されて、

先月入ってきた高校生のバイト3人の教育係になってくれないかと言われた。

 

高校生の3人に、自分の営業トークを横で見てもらい、実践してもらったんです。

そうすると高校生3人も会員カードを、1日に10件以上取れるようになりました。

 

これって凄いですよね。

今までの正社員でも1日2件取ったら、よくやったと言っていたのが、1人20件以上ですかね。

それを見た正社員はすごく冷たい目線で見ていましたが、正社員も僕のトークを真似させざるを得なくなったんです。

 

そうすると、その店舗が異常に会員カードの入会者が多いということで、店長が常務に呼ばれたんです。

各店舗の店長を行かすので、教育してほしいと。

 

それで私がまた抜擢されて、店長12人の前で実践してみたんです。

さらに後に会員カードを入会させるための、営業マニュアルになったんです。

何も自慢話をしたかったわけではありません。

時給が上がったから良かったというお金の話だけではないです。

 

ここで振り返ってみてほしいんです。

周りのバイトの人たちと一緒のように、必死でやっても時給は一緒だという考え方だと

こんな結果にはなっていません。

 

18歳の自分が、主体的に動くことで、チャンスを与えてもらい、

「人に教える」と言うスキルを身につけることができた。

教育スキルは、社会人になっても新人教育で役にたちました。

 

このように一つの与えられたタスクをとことんまでやってみる。

そうすると新たな世界が見えてきます 。

いろんなチャンスがもらえるので、経験値も増えます。

その結果、市場価値が高い人材になれて、最終的に給料も上がっていきます。

 

どんな仕事でも、あなたの手で新しい価値を見出してほしい。

周りが驚きの目をもって、あなたを見ることになると思います。

成功体験になるので、自信にも繋がっていきます。

仕事が面白くなります。

会社にいる8時間が有意義になるので、人生そのものが豊かになっていく。

本業で得た知識は、スキルは副業でもいかせます。

今一度、会社にいる時間を有意義に使うように考えて頂ければと思います。

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
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