突然ですが、私は「あなたは、リーダーには向かないね」と言われたことが多々あります。
子供の頃から周りになんでも合わせて生きてきたので、周りを引っ張っていくタイプではありません。
それは今でも基本的な性格は変わりませんが、現在リーダーとして部下を統括している立場になっています。
いろいろなリーダーの方を見てきましたが、「俺について来い」みたいなタイプでなくても、リーダーは務まります。
本記事では、今の時代に合ったリーダー像を探ってみますので、少しでも共感した内容があれば取り入れて頂ければ幸いです。
【部下の価値観に合わせる】
上司からのすべての指示で部下を動かすのではなく、意見が出しやすい環境を作って、自発的に部下に動いてもらうほうが、今の時代に合ったリーダー像です。
自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の価値観に合わせた話をしていき、理解してもらうことが大切だと思います。
例えば、「お金に特に興味がありません。」という部下がいたとして、
「今は興味がないかもしれませんが、若いうちに仕事を頑張って、将来のお金をためていかなければいかないと思うよ。」
「結婚して子供が生まれるとお金が必要になってくるしね。また今のように健康でなくなった時も、今の頑張りが将来をサポートしますよ。」
という話し方のように、部下の価値観を否定せず、尊重した話し方をして説得してみることが大切です。
【良い雰囲気作り】
人に興味を持って接するようにしましょう。
自ら部下に声をかけて、相談しやすい雰囲気を作ってあげる。
そうすればあなたの所には情報がたくさん集まるようになり、問題点も早期に解決できるようになります。
また、できない人ばかりに教育の時間をとるのではなく、できる人も伸ばしていく。
チーム全体の成果は、できる人にもがんばってもらわないと上がりません。
そのあたりのバランスを取りながら、仕事を進めましょう。
【感謝する】
いろんな問題を抱えながらも前に進んでいくには、「その人が居てくれているから今の結果がある」と、心から感謝することが大切です。
感謝しようと思っても、習慣化していないとまた元の悪い状態に戻ってしまいます。
朝起きて、鏡に向かって感謝する。
会社の机についたら最初の5分間は、感謝していることを紙に書くなど、日々のルーティンに落とし込みましょう。
【理想なリーダー像】
どんなリーダーが理想なのかを部下に聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。
個条書きにしましたので、参考にしてください。
【まとめ】
部下を育成していると、何度も言わせないでくれよと思う場面が多々あります。
また人が辞めると、また最初から教育のやり直しです。
ためいきを漏らしながら、部下からの質問にもイライラ感がつもりますし、雰囲気が悪化して余計にやる気を下げさせることにつながります。
部下育成には、本当に根気よく人と向き合う努力が必要です。
その努力があって初めて相手に伝わりますし、相手もこちらのことを理解してもらえます。
まずは上司である自分が変わることで、部下も変わる。
このことを理解しながら、部下と共に成長していくことを心がけましょう。
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