【リーダー体験記】転職者の採用面接からわかること

リーダー体験記

この間の採用面談した時の一部始終から、やるべきことを考えてみた。

この記事では、面談に挑むためにはこんなことが必要ではということを面談する側からご紹介させて頂きます。

これから、転職面談、新卒面談する人の少しでも役に立てたら幸いです。

業務量が増えたため、上司に相談。

人事に相談してすぐに募集をかけることになりました。

 

そこでどんな人材がほしいのかを書いてほしいと言われた。

 

ずっと考えていて、今必要なのはスキルではなく、チームメンバーとうまくやってくれる人。

要するに、コミュニケーション能力、協調性を重要視することになりました。

 

仕事は一人ではなく、チーム全体でするもの。

 

スキルがいくら高くても、チーム全体で成果が上げれなくては意味がありません。

いろんな方と仕事をしてみて、結論はこんな考え方になりました。

 

当然、他部署との連携も必要になってきます。

 

スキルは、入社後にいくらでも身に着けることができる。

 

ということで、募集要項には、コミュニケーション能力、協調性を重視。

スキルは〇〇〇、〇〇〇と書いた。

 

一か月後には面談することになりました。

経験から自分だったらこうするのに。

もっとこう回答するのになー

もったいないーなーと思うことが多々ありました。

 

まず面談前に履歴書が人事部から回ってきました。

自分のお客さんでもある大企業だったので、少し驚いてしまいました。

 

10年間働いたことのあるベテランです。

 

当日の面談の一部始終です。

ドアをコンコン。

どうぞお入りください。

本日はよろしくお願いします。

 

こちらこそよろしくお願いします。どうぞお掛けになってください。

 

カバン、コート、マフラーもそのままであいさつ。

 

注意ポイント

建物に入る前にコート、マフラー、手袋などは脱いでおく。

相手に失礼のない格好で、必ず大きな声で相手の方を向いて挨拶することが大切です。

第一印象は、とても大切です。

そこを外してしまうと、取返しが難しいです。

・髪型(前髪)
・着ているスーツ色、形
・手先
・つめ
・肩のフケ

 

・注意ポイント

少し口角を上げてにこやかに「よろしくお願いします。」と言ってから座る。

携帯電話を必ず切っておく。

 

また、先にトイレに行きましょう。

次トイレ行った時に、清潔か整理整頓されるかなどを社内環境もチェックすることをお勧めします。

 

・注意ポイント

ちゃんと姿勢をただして面接官の目を見て話すようにするようにする。

 

今日は、どこからこられたのですか。

〇〇からです。

それは遠いですよね。お疲れ様です。では、早速ですが面談を始めたいと思います。

面談者をみると、額に汗がびっしょり。

 

当日は12月の中。

暑いですか。クーラー空調下げますか。

と声をかけました。

はい。上着も脱がせてもらいます。

 

大丈夫かなあと思いながらも、面談をスタートしました。

 

まず自分の手元には職歴が書いてあった。

 

10年間で培った知識やスキルが書いてありました。

 

色々質問させていただきましたが、とにかく緊張して言葉が出てこない。

 

あまりにも緊張していたので、ゆっくり話していいですよ。と声をかける。

 

履歴書に「コミュニケーション能力が高い」というのが書いてありましたが、緊張していてよくわかりません。

 

・注意ポイント

面接が慣れている人は少ないと思います。

だからこそ、何度も練習する必要があります。

 

「面接で何を聞かれるのだろう。」

「どうやったらいいのだろう」こんな不安を抱える人はたくさんいます。

 

面接のポイントを理解することと、練習をすることが大切です。

 

志望理由をお聞かせ願います。

 

はい、〇〇ができる会社を探していたので、前職のスキルをいかせるかと思いました。

それから、これと・・・

それから、これもでした・・・

 

と長々3分以上続きます。

 

・注意ポイント

かぜこの会社を選んだのかを簡潔にはっきり伝えましょう。

 

長々話をしても、なかなか相手には伝わりません。

1分程度にまとめる練習をしていきましょう。

声の大きさ、少し口角を上げて面接官にしっかり届く声でしゃべる練習をする。

 

できれば家族や友人の人に聞いてもらい、アドバイスをしてもらいましょう。

 

声の大きさ、目線は大丈夫か。

家族がいない場合は、鏡の前でやることをお勧めします 。

しゃべる内容ですが、アピールするべきポイントは、

・仕事への姿勢
・将来のキャリアビジョン
・即戦力になるかどうか

この3つをみています。

面接官があなたを採用したらどういう風なメリットがあるか。

このあたりを考えて一分程度でしゃべる練習をしましょう。

前の会社で成果を出すためにどんな努力をしたか

前職の努力が活かせるか

成果をあげるために取り組んだ内容などです。

 

労働環境が厳しい環境でいかに成果を出してきたか。

納期がある仕事については、残業、休日出勤、出張対応など。

覚悟をもって仕事に取り組んできたということで、アピールポイントです。

 

自分の志望動機や職務履歴は、すんなり説明できるように何度も練習しておきましょう。

・注意ポイント

面談者の立場になって、いろんな視点から自分をみるようにしておく。

・志望動機、ビジネスに対して興味があるかどうか
・入社したら活躍できるのかどんな仕事をやりたいのか
・目標に向かって一緒に取り組もうとする力
・周りの人たちとコミュニケーションとりながら目標に向かって進んでいけるか
・自ら目標は課題を見つけて行動する主体的な行動できるか
・周りとのコミュニケーションがとれる人なのか
・向上心があり成長していこうとする人なのか

 

またスポーツをしているのであれば、

・野球

・サッカー

・ラグビー

・テニス

 

そことんやっているので体力には自信がある。

前職で、残業をして新規プロジェクトを立ち上げたというのは採用側の安心材料になります 。

 

健康管理についても大切です。

健康状態が悪く精神的な病気、体の不調はないか。

体調が悪くても完治しているのであれば、自信を持って医者にも通っていて、体力面の不安はないと言うにはっきり伝えましょう。

 

最後の質問に対しての回答

「何か質問ありませんか」と言われた時に、

「今日この会社に来て、ますます入社したいという気持ちが増しました」などを答える。

入社したいと強く思っているのをアピールしましょう。

 

以前に面談した方も、最後にこの会社の商品を実際に見て、自分もこんなすばらしい商品を開発してみたいと言ってくれた方がいます。

 

その方は、筆者と同じ部署で第一線で活躍しています。

やはり、あの時の面談で言ってくれた力強い言葉が、今でも心の中に残っています。

 

そういう人に入社して頂いてよかったと思います。

 

履歴書の内容について

事前自分が提出した履歴書をみて、自分だったらこんな質問がくるだろうなと予測を立てておく。

できれば、10個ほどは考えておくとベスト。

 

・注意ポイント

事前に会社情報は集めておく。

規模ではなく、どういう考えのもとでビジネスをしているか

会社のビジョン、企業理念が大事になってきます。

・他社優位性
・弱点
・メイン商品
・業績
・会社が力を入れていっている分野

質問されてもすぐに答えることができれば、良く調べていると思われます。

 

マインドセットについて

寝る前に必ず面接がうまくいったイメージをする。

面談の最後に握手をして、「よろしくな」と言われているような姿を何度もイメージする。

 

面談当日に会社に行くまでも、何度も何度もイメージをする 。

 

自分が自信をもって面談の人と受け答えをしている姿を何度もイメージをする 。

握手

 

どうしも自信がないのであれば、今までの成功体験を思いだしながら書いてみる。

社内人になって特になければ、学生時代を振り返ってみる。

絶対に大丈夫だと思えるぐらいまで、とことんやってみる。

ここで自信をつけます。

 

面談までの過ごし方ですが、一切のネガティブ発言禁止です。

面談はだれでも不安。

 

不安を言葉に出すと、その言葉を自分自身も聞いているので、さらに不安になる。

不安のまま本番を向かえるので、うまくいくわけもありません。

 

「あんなに練習したのに、なんで失敗したのだー」となって自己嫌悪になります。

これだけの準備をしたのだから、絶対大丈夫だと思うことが大切です。

仮に採用不可だとしても、納得がいくと思います。

そこまでやってダメなら、縁がなかっただけ。

次の会社にトライしたらいいだけ。

ポジティブに考えましょう。

 

転職を考えている人へ

今まで、いろんな転職者をみてきました。

・またすぐに転職してしまう人
・逆にすぐに会社になじんで、第一線で活躍する人

この違いは何かをずっと考えてきました。

今の職場で問題を抱えているケースと

やりたいことがあって、ビジョン,理念が一致する会社で働きたいケースは

転職先での結果が大きくことなります。

 

転職しても、終わりではありません。

 

転職先でも成果を出さなければなりません。

 

結果ができる人は、当然後者になります。

問題がある場合も、次の転職先で自分が何を変えれば成功できるかを深堀する必要があります。

自分では気づいていない場合があります。

問題がないと思っていても、必ず自分を徹底的に見つめてみましょう。

自己成長できるチャンスです。

転職するメリットはここにもあります。

例えば、いつも人間関係を抱えてしまうパターン。

具体的には30分で時間を区切って、自分の問題を箇条書きで思いついたことを全て書いていく。

今までの失敗談もすべてです。

 

一つ一つの問題に対して、いつまでにどうアクションをするかも書いていく。

 

これだけでも転職先で成功確率が確実に上がります。

 

ここで注意ですが全て自責で考えること。

他責で考えてしまうと自己改善につながりません。

また、どうしても自分で考えても出てこない場合は、逆の立場になって考えてみる。

どういう人であればすぐに受け入れてくれるかを考えてみる。

例えば挨拶を大きな声でする

「はい」と返事を大きい声でする

自分が思っていることを書き出してみましょう。

・人の言っていることをメモする
・目を見て話をする
・人の話をしようと聞く時に相手の方を向いて話す
・相手の話をオウム返しする
・率先して掃除をする
・自らゴミ出しをする
・積極的に提案をする
・常に新しい事にチャレンジする
・積極的にスキルを身につける努力をしている
・回りの人と協力して目標達成する努力ができる

ここまでやれば、後は結果を待つのみ。

必ずいい方向にいくと思います。

ご健闘をお祈りします。

 

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
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