最近の働き方改革で、残業規制も厳しくなっていると思います。
上司である方は、部下の残業を規制しつつも、成果を出し続けなければなりません。
筆者自身もどうように残業管理すればよいのか悩みました。
・ダラダラと残業代を稼ぐために会社に残っている部下
・何があっても定時退社する部下
部下に残業規制の話を伝えて改めて残業の在り方を何度も議論する。
試行錯誤していった結果、今では残業0で同じ成果がでるようになりました。
本記事では、私が活動した内容をご紹介させて頂きますので、残業規制を何とか乗り越えて頂ければ幸いです。
目次
【残業は悪であるとの認識を持たせる】
定時内で仕事を終わらせる人が、能力が高い人である認識を持たせることが重要です。
逆に残業をしている人は、「定時時間内で終わらせる能力がないんだ」と認識をあらためさせる。
一度言うだけではなく、腹の底までおちるように何度も語り掛けて、行動に現れるまで言い続けましょう。
【残業時間で成果を図らない】
残業時間で評価をしてしまうと、残業している人の方が評価が高くなります。
その結果、部下は定時時間内で終わらせることをしなくなり、ダラダラと仕事をして時間内で終わらせている人のモチベーションを下げることになります。
そうなればチームの成果も下がります。
同じ成果で定時時間内で仕事を終わらせる人、残業をして終わらせる人がいれば定時内で終わらせる人を評価するようにしましょう。
【残業は申請制にする】
残業をする場合は、残業申請書に残業理由と残業予定時間を明記して、上司に提出するルールを作る。
上司であるあなたは、この残業理由が適切なのかを見極める。
どうしても今日中にすべき仕事ではなく、明日以降でも問題ないケースが多々あります。
そのあたりを見極めて、残業許可をするようにしましょう。
【退社時間を設定する】
チーム内の朝礼等で、今日の仕事のボリュームから試算して、何時退社予定かを報告する。
残業をすることが、分かっている人がいる場合は、チーム内の仕事の割り振り方を考えましょう。
時間を決めることで、時間に対して意識を高めることができます。
【NO残業日を設定する】
いきなり定時退社に切り替えることが難しい場合でも、毎週定時退社日を設定することで、徐々にあたり前になれるように習慣化していきましょう。
週に一度からスタートして、徐々に週に二日、三日と増やしていき、最終的には残業0を目指しましょう。
【残業しないメリットを述べる】
残業しない理由は、個人の時間が増えることのメリットを共有しておきましょう。
例えば・・・
上記のようにプライベートが充実していくと、仕事のモチベーションも上がり、成果も出やすくなります。
アフター5の時間が楽しくなると、時間確保のために定時退社を考えるようになります。
【まとめ】
残業0が達成できた時は、プライベートと仕事を両立でき、充実した生活が出来上がっていると思います。
そのときは、仕事場の雰囲気も変わっているでしょう。
また上司であるあなたの評価も上がり、ますます仕事が楽しいと思えるようになれば幸いです。
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