【リーダー体験記】ハイタッチあいさつで会社を変えたひとのお話

上司と部下の良いコミュニケーション人間関係

筆者には子供のつながりで親同士も仲良くなり、家族ぐるみの付き合いをしている人がいます。

コロナ前はキャンプに言っていたのですが、いけなくなったんで、
家族間では会えないけれど、パパさん同士仲良くしようということになり、定期的に近所を散歩するようになりました。

その人は工務店を経営している人で、20人ぐらいの従業員がいるみたいです。

一時期は会社の業績が悪く、本当に来る日も来る日もどうすれば会社が良くなるのかを悩んだそうです。

ある日、妻から「後ろがハゲてるよ」と言われたので、鏡でみると丸く剥げていた。

これは円形脱毛症ではないかと自分でもびっくりしたそうです。

それでも何もしなければ、会社の存在自体が危ない状況。

経営者としては、手を休めるわけにはいきません。

それでも時間だけが過ぎていく。

気持ちだけがあせって、一向に前に進まない感覚を持ちながら毎日を過ごしていたそうです。

そんなある日、朝の出勤時間に従業員が会社に出勤してくる姿をボーっと眺めていたそうです。

しばらくして、従業員同士あいさつをしていないことが目に入ってきました。

この頃は、人間関係もギクシャクしていたので、会社の職人さん同士の会話もなく、あいさつもしないぐらい会社の雰囲気が悪かった。

これをなんとかしないといけないと思い、自ら朝のあいさつをハイタッチに変えたそうです。

従業員からは、社長がとち狂ったと言われたそうですが、それでもやめなかった。

10か月ぐらい継続していると徐々に雰囲気が変わり始めた。

1年立つ頃には社員の中から数名、ハイタッチ挨拶をする人が現れたそうです。

そこから徐々にハイタッチをする社員が増え続けて、今では全員がハイタッチであいさつをしているそうです。

そこから会社が劇的に変わっていくのですが、今までは仕事上での問題があっても誰も知らんぷりだったのが、自分たちでコミュニケーションを取って解決するようになったそうです。

他社がコロナで苦戦している中、会社の業績が上がり始めて、最高利益を叩き出すようになる。

本当に「あいさつ」一つで変わった事例ですよね。

なぜ利益に結び付いたかを考えてみました。

ハイタッチあいさつをする

これはコミュニケーションがよくなる

仕事上の問題をお互いに問題だと認識して自ら解決しようとする

改善スピードが上がる

業績があがる。

この図式は成り立っているなと思いました。

そんなことを考えていると、むかし読んだ記事を思い出しました。

あるアメリカの経済紙に組織のコミュニケーションの悪さがいかに損害をもたらしているかの記事だったと思います。
コミュニケーションがよくなると、

・情報共有が活発に行われるので、業務効率化が図れる。
・社員の不安を感じた瞬間に取り除ける
・人間関係の問題が解消されるので、社員の定着率があがる。

結果、働きやすい職場環境がそろう。

この人は、パワーポイントが得意なので作成を依頼してみよう。

この人は、客先情報をたくさん持っているので聞いてみよう。となります。

誰がどんな情報、知識があるかが、分かるようになる。

悪い情報であっても、すぐに手を打てば挽回できるので、先手先手で解消することができる。

あいさつひとつで、このように会社がまるっきり別の会社みたいに生まれ変わることができる。

この事実を自分の組織、チームにも活用できないかを考えていたのですが、さすがにハイタッチはコロナの関係と女性がいるので、これに代わる挨拶はないかと模索していました。

この間、あいさつ運動をするように提案して、すんなり通ったんです。

玄関前で各部署から一人ずつ選任して頂いて、月に一回大きな声で出勤してくる社員に大きな声であいさつをしています。

最初は、あいさつ運動をする人される人みんな照れくさくて小さな声でしたが、最近は慣れてきて
お互いに大きな声で言って頂いています。

自分的には、ここからが勝負だと思っています。

今回紹介した社長さんのようにいかに継続できるかで決まる。

一人で継続することは難しいと思うので、あいさつ運動みたいに周りの人を巻き込んでいけるかが、
成功のカギを握っていると思います。

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わっち

中間管理職として10年間、部下育成に取り組んできたサラリーマンです。
悩みながらも、実践して効果があったものをご紹介させて頂きます。
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