新米上司の方は、部下の叱り方がわからない方も多いと思います。
筆者は23年間働いてきて、上司からたくさん叱られて、「こんな叱り方ないよな~」と思うことが多々ありました。
自分が上司になった時は、「絶対にこんな思いを部下にさせたくない」と思ったんです。
自分自身の失敗や、上司から叱られて嫌な思いをした経験をもとに、やってはいけない部下の叱り方をご紹介させて頂きます。
【人前で叱る】
筆者自身も経験がありますが、朝礼のみんなの前でひどく叱られたことがあります。
今でもその上司のことを考えることがあるぐらい、こころの中に傷を負いました。
人前で叱ると人によっては、自尊心が傷つけられてショックで立ち直れない場合もあります。
今後の仕事のモチベーションを著しく低下させる事になりますし、信頼関係をくずすことにもなります。
叱るときは、必ず個室に呼んで叱るようにしましょう。
【理由も聞かずに一方的に叱る】
100%部下が悪いと分かっている場合でも、先に理由をすべて聞いた上で叱るようにしましょう。
自分の勘違いもあるかもしれません。
部下が悪かった場合も、逃げ場をのこしておく。
部下を追い込むことが目的ではないはず。
逃げ場がない状態まで攻め続けることは、絶対にやめましょう。
次の仕事にも影響を及ぼしてしまいます。
【人格否定する】
仕事内容とは、全く関係がない部下の人格に関わる事を絶対に否定したりしない。
あなたの信頼がいっきになくなります。
【大きな声で怒鳴る】
大声で怒鳴ると、何も言い返せなくなり気力を失ってしまいます。
説教が早く終わる事だけを考えてしまい、せっかく話している内容も何も意味がなくなります。
【部下を追い込む】
【後味が悪い状態で終わる】
どんな大きなミスをしたとしても、ずっとマイナスの言葉を長時間浴びせられると誰でも落ち込んでしまいます。
今後の仕事を気持ちよく実行できるように、最後はプラスの気持ちでお互いが終われるようにしましょう。
【まとめ】
一度叱る目的をはっきり自分の中で理解するようする。
感情にまかして叱らない。
自分の一方的な感情だけをぶつけるのではなく、部下に「次の仕事で成果を出してもらいたい」、「期待している」という気持ちで叱りましょう。
そうすれば、必ず上司のあなたの気持ちを分かってくれます。
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